雅の一会2022に参加して
このたび、初めて水墨花点前を披露させていただきました。
お花を生けるということに加えて、お歌の朗詠と袱紗捌きに、日本文化の総合芸術だと実感いたしました。また、自分がやってみると、一連の所作は単に披露するためのルールなのではなく、よりお客様にお花を愛でていただき、楽しんでいただくためのおもてなしの心を表した、一つ一つに意味のあるものなのだということも分かりました。
家元、副家元、諸先輩方、ご同輩みなさまのお点前や作品も本当に素晴らしく、作品一つ一つがハッとするような優美な空間で、また、視界いっぱいに美しいお着物姿の方々がお集まりになり、まさに雅に触れた、貴重な2日間でした。
普段はつい仕事や日常生活にまみれてしまいがちですが、これからもよりお稽古に励み、芸術・文化に思いを馳せたいと思います。
高崎理芍
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