活動レポート【ドイツ支部】
2018年9月12日〜14日までの3日間、いけばなインターナショナルケルン支部による花展が開催されました。初日のオープニングでは、市長によるオープニングスピーチの後、お琴の演奏があり、多くの来場者がいけばなを通じで日本文化に触れ合える機会となりました。
テーマは「ススキ」。会場入口に飾る高さ2mの竹の大いけに初挑戦しました。また、バラの実のお生花も活け、古流東洋会らしいいけばなを披露して参りました。
7年前にドイツへ来た頃は家元の側を離れて初めて自分の技術不足を目の当たりにし落胆しておりました。しかし、日本へ帰る度に家元から集中講座を受けさせていただき、ドイツで「いけばな」と「着物」の楽しさを広める自信がついてきました。日本文化を通して沢山の同志に出会うことができ、お互いに協力し合えるコミュニティーが徐々に確立してきたことに大変感謝しております。これからもドイツと日本の掛け橋になれるよう、精進して参ります。
ドイツ支部 コストラウ 理夢