コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業
Miyabi no Ichie 2022
家元メッセージ
古流東洋会 水墨花点前
二世家元 宮本 理峰
昨年に引き続き 今年も文化庁のご支援を頂くことが出来、”雅の一会2022”を開催できる運びとなりました。東洋会会員一同、いけばな芸術の伝承者としての自覚を更に深めております。
信頼の絆は深し 西東
共に平和を 願う花人
私の母である創流者・服部理春が50年ほど前に詠んだ和歌です。この句の西・東とは、西洋と東洋のことで、平和を願う人の心には西側、東側など何の隔たりもない、という想いが込められていました。
今、平和の世紀と望んだ21世紀は、思いもよらぬコロナ禍、戦争の勃発と私達の願いとは逆の方向へと進んでしまうかのように思えてなりません。「文化とは人間のもつ蛮性と人間性との戦い」との至言があります。当イベントを通して美しいものを愛する人と人との和を広げていく先に「平和」が訪れると信じてやみません。
日 時
令和4年
10月8日(土) 13:00~18:00
10月9日(日) 10:30~17:00
家元 宮本理峰の水墨花、副家元 宮本理城のLIVE生け花作品をはじめ、門弟50余名の花々がご覧いただけます。
会 場
東京プリンスホテル
(マグノリアホール)
住所: 東京都港区芝公園3-3-1 TEL: 03-3432-1111
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交通アクセス
JR線・東京モノレール浜松町駅から徒歩10分(循環バス有)/都営地下鉄三田線御成門駅から徒歩1分/東京駅から車で約10分
入 場 料
前売:1,500円
当日:1,800円
(中高生500円/小学生以下無料)
デジタル前売券の購入はこちらから
ステージスケジュール
10月8日(土)
13:30
副家元 宮本理城
LIVE生け花
14:00
水墨花点前 披露
[ 和敬点前 ]
和田理俊 和田理代
[ 三景点前 ]
宮本 理峰 山田 理晃
宮里 理翆 大橋 理梗
15:00
特別演奏
筝曲演奏
前田 真希、江原優美香
15:30
水墨花点前 披露
[ 三景点前 ]
フリラブ理髙 村治 理葵
高崎 理勺 長谷川 理泱
[ 和敬点前 ]
宮本 理峰 下司理方宇
16:30
特別演奏
歌唱
干場 綾子(元劇団四季)
倉斗 絢子(元劇団四季)
17:00
水墨花点前 披露
[ 三景点前 ]
山隅 理悠 井上 理風
井上 理端 井上 理彩
[ 和敬点前 ]
宮本 理峰 宮本 理城
10月9日(日)
11:30
副家元 宮本理城
LIVE生け花
12:30
特別演奏
クラリネット演奏
阿部 節子
13:00
水墨花点前 披露
[ 和敬点前 ]
長野 理藍 フリラブ理髙
[ 三景点前 ]
宮本 理城 奥村 理秋
塩手 理眞 サキャ安美
14:00
特別演奏
津軽三味線
駒田 早代
14:30
水墨花点前 披露
[ 三景点前 ]
米山 理閑 長野 理藍
森下 理白 山本 翠
[ 和敬点前 ]
宮本 理峰 穂高理咲
15:30
特別演奏
和楽器演奏
井上 公平 (Wacoustic )
16:00
水墨花点前 披露
[ 三景点前 ]
塩手 理眞 新田 理青
山隅 理悠 篠崎 侑美
[ 和敬点前 ]
宮本 理峰 宮本 理城
特 別 演 奏 10月8日(土)
筝曲演奏家
前田 真希
北海道出身。上京し宮城宗家直門となる。牧瀨裕理子、森千恵子に師事。宮城会教師試験を首席で合格する。現在、宮城会師範。
東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。
NHK古典芸能鑑賞会などに出演。JICA国際協力サロンにて、日本文化講師を務める。
SNSをツールとして、シリコンバレー在住の曹洞宗尼僧と共に瞑想をコンセプトとした『琴✖️坐禅』を行い、新しい形での日本文化を発信している。演奏活動では、古典的音楽に留まらず、ピアノやマリンバなどの西洋楽器とのコラボレーションも積極的に行っている。
元劇団四季
干場 綾子
日本大学芸術学部音楽学科声楽コース卒業。大学在学中よりプロ野球のチアを務める。大学卒業後、サンリオピューロランド でダンサーを2年、その後劇団四季に入団。
「ひばり」シャルルの小姓役、「ライオンキング」、「オペラ座の怪人」フィルマン夫人役、「リトルマーメイド 」アリスタ役
退団後はL&R leveloursレビューショー、養成所などで歌の講師を務める傍らヨガインストラクターとしても活動
筝曲演奏家
江原 優美香
埼玉県生まれ。
3歳よりピアノを始め、8歳より箏を、15歳より三絃を習い始める。
東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業、2017年同大学大学院修士課程修了。
2010年すみだ川アートプロジェクト「SUPER JULY」に参加。
2016年にはロシア・モスクワ音楽院主催「日本の心」に出演。
サンクトペテルブルクでも公演を行う。
2018年、第4回利根英法コンクール優秀賞(第2位)受賞。
これまでに西陽子、芦垣美穂の各氏に師事。森の会会員。
元劇団四季
倉斗 絢子
京都府出身。白百合女子大学フランス語フランス文学科卒業。在学中よりレビューショーなどに出演。その後劇団四季に入団。13年在籍。
主な出演作として、「美女と野獣」タンス夫人、「オペラ座の怪人」フィルマン夫人「赤毛のアン」ステイシー先生、リンド夫人、「リトルマーメイド」アクアータ、その他ファミリーミュージカルなど。
現在は、ライブ活動など行う。
また市民ミュージカルの演出助手、歌唱指導を務め後進の指導にもあたる。茶道裏千家の宗名も持つ。
特 別 演 奏 10月9日(日)
クラリネット奏者
阿部 節子
神戸市出身 。
大阪音楽大学短期大学部 器楽科クラリネット専攻卒業 、クインズラド音楽院留学。
オーストリア ガミングにてショパンフェスティバルにてアンサンブルとして日本の曲を演奏。
2017年 東京学芸大学 放課後児童クラブ森の子供音楽プロジェクトの講師を務める。アルバニア共和国 の国営放送 出演。自身が作曲した曲を含むアルバム『 Vows Memory 』を昨年12月にリリース。RUPINASU音楽企画 代表。
津軽三味線奏者
駒田 早代
三重県津市出身、1999年生まれ。
7歳より津軽三味線を始め、松田隆行師に弟子入りし、10歳より本格的に民謡も始める。小学一年生の頃から全国大会に出場し、10代で日本一を獲得。中学生の頃、足で太鼓を操る『足太鼓』をオリジナル楽器として発案、実用化した。弾き語りに加え、足太鼓を使って一人三役のスタイルでも舞台を盛り上げる。
大学受験を機に長唄三味線を杵屋五司郎師(簑田司郎)に師事、2018年に東京藝術大学に現役合格、2022年卒業。現在は全国各地で演奏活動をしながら古典である民謡、オリジナル曲からカバー曲、Popsを民謡調にアレンジして弾き語りするなど、様々なジャンルに挑戦し、幅広い層から支持を集める。
和楽器奏者
井上 公平 (Wacoustic)
18歳の時、鬼太鼓座に参加。4回のニューヨークカーネギーホール公演、 12年間、座の中心的プレイヤーとして世界各地20カ国、国内外で1000回を超える公演活動を行う。
2000年AUNを結成。
2008年、和太鼓アーティストとして活躍するAUNの良平と公平が、『AUN J (あうんじぇい)クラシック・オーケストラ』を結成。
2012年文化庁から文化交流使に任命され、アジア10各国ツアーを成功させる。
ソロ活動では篠笛アーティストとして2011年にオリジナルアルバム「SUNRISE」を発表、第2弾となるアルバムを今夏発表予定。鎌倉妙本寺、鎌倉じゃず祭、湘南のライブハウスやカフェなどでWacoustic Music(和コースティック)と題して、和楽器とアコースティック楽器との融合音楽を目指し、和楽器の可能性を感じさせる音作りをしている。
コロナ感染症対策についてのお願い
当イベントは新型コロナウィルス感染症対策を徹底して実施いたします。 お客様には入場時の検温(37.5°以上の方は入場をお断りします)消毒、 会場内でのマスク着用をお願い申し上げます。 またやむを得ず、内容、出演者等が変更になる場合、入場制限を行う場合がございます。